何のために働くのか?子育て・仕事・不妊治療もするかも

共働き子育てや、仕事について考えたこと、2人目の不妊治療について書いていきます。

1.出産直後-①出産後の痛み~のたうちまわることもできない~

 念願の赤ちゃん!かわいい赤ちゃん!この子に会うために頑張った苦しい苦しい不妊治療…。

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分娩室でいきんでもいきんでも出てこず、途中から陣痛促進剤を投与され、それでも出てこなかったのでお医者さんに頭を吸い出されて生まれてきた愛しいわが子…。

出産直後のハイ状態になった私を待っていたものとは…。

 

※出産については以下の別ブログの記事を参照下さい。

 https://baby-waiting-blog.hatenablog.com/entry/2020/01/31/201600

 

出産後の痛み

感動の対面を果たした後、私は大きな問題に突き当たっていました。それは…。

 

産みの後の痛み

 

記憶は全く無いのですが…中々出てこない赤ちゃんを何とか出そうと、結構な箇所を切開されていたようで…裂けた部分も含め、何と13針!も縫われる事態に陥っていました。。。

出産が終われば全ての苦しみ・痛みから解放されるのだと思って油断していた矢先、麻酔が効いているとはいえ、13針の処置はかなりきつかったです。。。

 

そして本当の苦しみはその後待っていました。

 

痛みにより陥った状態

痛み止めは飲んでいたのですが、それでも痛みははっきりと感じられ…

 

 痛すぎて座る姿勢が取れない!

 歩くことがとにかく辛い!

 

なんせ切られて裂けて縫われているわけだから当然か…。 

ということで、寝ているしかないという状態でした。

そして、長時間いきみ続けた結果、体中が重度の筋肉痛になっていて、特に肩や腕に力が全く入らず…やっとの思いで産んだ我が子を満足に抱くこともできませんでした。何せ柔らかすぎて落としたら潰れるんじゃないかと気が気じゃなくて…。

 

お産は交通事故で全治8ヶ月の怪我をするほどダメージを受ける

 

ということを以前知人が言っていたのですが、本当にその通りだなぁと実感しつつ、私の場合、30代後半という年齢や、終わらない重度の悪阻による体力低下も相まって、8ヶ月の怪我では済まないかも…とも思えるような状況でした。

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家族は大喜び

想像以上の産み後の痛みにのたうちまわる、いや、のたうちまわることさえできずに死人のような顔(後で写真を見返しても本当にそんな感じ)で横たわることしかできない私とは対照的に、家族のテンションは非常に高かったです。

 

出産から付き添ってくれた夫や実母に、夕方には実父も加わり、皆とにかく嬉しそうに、産まれたてほやほやの赤ちゃんを見つめていました。その姿を見て、

不妊治療を頑張ってまで子供を産んで本当に良かった…。』

と、改めて幸せな気持ちになったのですが、私が訴える痛みについて家族は、まだ通常の産後の症状だと思っていたようで、

『寝てゆっくり体力回復しなよ~。』

という感じでした。

 

私が出産した病院は個室であろうと大部屋であろうと完全母子同室なのですが、出産後1日は共通の保育室で赤ちゃんを預かってくれました。

前日夕方の高位破水で病院に駆け込む→入院決定→夜中から陣痛が始まる→出産

という流れだったので、なんせ丸一日眠っていない!

家族が帰り、赤ちゃんを看護師さんに預けた私は、朝目覚めたら体が回復して痛みが治まっていることを願いつつ、泥のように眠りました。

 

そう、それが、以降3ヶ月間、連続してしっかりと眠れる最後の夜になることも知らずに…。