何のために働くのか?子育て・仕事・不妊治療もするかも

共働き子育てや、仕事について考えたこと、2人目の不妊治療について書いていきます。

1.出産直後-③眠れません、授乳もうまくいきません

 私、授乳って簡単なものだと思っていました。。。

後から色々調べると、授乳で苦労した話は本やウェブに沢山出てきたのですが、なんせ悪阻が重すぎて…今(妊娠の維持)で精いっぱいで、将来(出産後)のことを考える余裕が全く無かった私は、授乳に関わる情報収集を全くしていませんでした。

地獄の授乳リレー

 お産で13針も縫われてしまい、座ることもままならないまま、赤ちゃんを部屋にお迎えした出産2日目から本格的に始まった地獄の授乳リレー。低体重気味の我が子への看護師さんのチェックは厳しく、3・4時間毎に、寝ている赤ちゃんを起こしてでも結構厳格に定期的な授乳を求められました。うへぇ…。

 そして、痛みで座る姿勢が取れない私は、最初から寝ながらの授乳を試みるしかなかったのですが、吸う力が弱いほやほやの赤ちゃん相手だと、おっぱいを口に近づければ吸ってくれるというような状況では全くなく…痛みを抱えた私でも一定時間ホールド可能で、かつ赤ちゃん側も吸ってくれる気になる姿勢に落ち着くまでも一苦労だったのです。。。

看護師さんからは、

『最低左右10分ずつ吸わせるように。』

と厳命されていたのですが、母子が無理無く授乳可能な姿勢に落ち着くまでに物凄い時間がかかってしまい…。左右の授乳トライとその後に哺乳瓶でのミルクあげで1時間近くかかってしまう始末。。。

そして、次の授乳までの2~3時間の間、赤ちゃんがすぐに寝てくれるかと言えば当然そうでは無く、オムツを変えたりあやしたりしていると、本当に眠る時間がありませんでした。

母乳をあきらめきれない

 痛みがある程度引くまで母乳を諦めて、完全ミルクにしてしまえばかなり楽になるのですが…。

母乳をあげたい・挑戦したい!

という思いが邪魔をして、どうしても母乳を諦める気持ちにはなれませんでした。

そして、出産間もない内に、赤ちゃんに吸ってもらわないと、母乳が出なくなってしまう可能性を看護師さんに指摘され、ゾンビのような顔で授乳トライを続けていました。

f:id:baby-waiting-blog:20200607223248p:plain

左右片方ずつなので、服は片方だけまくっていればいいはずなのですが、もう全く余裕がなくて、全部まくりながら、必死で授乳していました。

そんなこんなで眠れない日々が2日ほど続きました。

三十代後半、出産まで続いた重度の悪阻で何ヶ月も満足に飲み食いできず、気を遣いながらフルタイムの仕事も続け、ただただ体力が削られていくだけだった妊娠生活を送っていた私には、本当にきつかったんですよ…。

『このままでは倒れる。』

と真剣に思い至り、看護師さんに相談することにしました。

授乳対応策

 どうやら私のおっぱいは赤ちゃんが吸いにくい形?大きさ?だったようで、看護師さんから平べったいタイプの授乳用ニップルを借りたのですが、それもあまりうまくいきませんでした。

絶望

結局、哺乳瓶の乳首を胸にあてることで従来よりも楽に吸ってもらえるようになりました。やはり寝たままだと、赤ちゃんの口におっぱいを持って行く際の角度に制限があり、赤ちゃんの顔の向きと私のおっぱいのある場所がぴたっと合わないと、授乳できなかったので。しかし、この、哺乳瓶の乳首を利用することで、授乳可能な角度が大きく広がり、授乳しやすくなりました!

これには救われた!!!

看護師さん、ありがとう!

…実はこの選択により、後にかなり苦労することになるのですが、とりあえず目の前の授乳トライが楽になったことで、私の心はかなり軽くなりました。